ふゆのひさんへ
地元紙上越タイムスの当店の広告欄内でささやかなお店紹介をしているのですが、6月号で紹介させていただくお店が「farmer’s table ふゆのひ」さんになり、原稿が出来上がったので早速お見せしに伺うことに。
番町から下新町へは約4km。ふゆのひさんへは延々田圃道で、ひっろーい田圃の真中に真っすぐ走る道を、今年一番の暑さの良いお天気の中、ひたすらおばあちゃんのママチャリをシャカシャカ漕いで行ってきました。
空の青と田圃と山の緑の風景がとってもきれいで写真に収めたかったのですがカメラを忘れ…だめだ私は!!もう!!
見渡す限りだーれもいないものだから、大声で何か歌ってみようとしたけどあんまり歌をしらない上知ってるものでもちゃんと歌詞を知らないので断念したり、途中電信柱にカラスが巣?を作っていて周りにたくさんカラスが見張っている中、緊張して突っ切ったり・・・。一(羽一羽ちゃんと一定の距離にいるんですよね。きまりがあるんでしょうか。)
そんなこんなで楽しく汗だくでチャリンコを漕いでいたら、大好きなふゆのひさんへ到着しました。

ふゆのひさんは小さなカフェです。お野菜やお米は自家栽培のものを使われ、農薬や化学肥料などはなるべく使わず、自然の力で育った野菜の素材の味を守って引き出したお料理を提供されています。
「お待ちしてました。暑かったでしょう!」と迎えていただき、手渡しでそのまま帰るのだろうと思っていたらどうぞどうぞ~と中へ。わーい!
なんといちごの寒天を出していただき、お茶をいただき、更にpituさんのクッキーを頂きました!ありがたいー。喉が乾いていたのでゴブゴブ飲ませていただきました。
私が必死に体内へ水分を取り込んでいるうちに店主の石黒さんご夫婦には広告を見ていただき、早速OKをもらえました。ありがとうございます!
写真や文章は私の担当ですが、全体的なレイアウトは上越タイムスのUさん。いつも的を得たレイアウトをしてくださるんです。今回も私がなんとなくイメージしていたナチュラルで可愛らしい感じに仕上げてくださり、さすがプロフェッショナル・・・と感動させていただきました。いつもどうもありがとうございます!いつも連絡遅くてすみません!ほんとに!

あれー、どうしてこんなにユルっとしてしまうんでしょう・・・。ふゆのひさんにいると時の経つのを忘れてしまいます。
沢山お話を聞かせてもらいしました。素晴らしいですふゆのひさん。
ふゆのひさんが参加されている新潟空艸舎(くうそうしゃ)のお仲間「F/style」さんのお話になったとき…。
(だんなさん)「Fスタイルさんという新潟のお店のハンガーがありますが、これは○○(すみません何て名前だったか忘れましたbyらん)っていう木を使った伝統的な製法で作ったものなんです。Fスタイルさんはそういった、時代の流れに埋もれてしまった素晴らしい物を現代のデザインを施すことにより復活させて新たなもののスタイルを作り出そうとしているお店なんです。だけどこれらを売っているだけではなくてそれはほんのFスタイルさんの一部で、見えない部分だけどFスタイルさんは食のこと、暮らしのことなど、生き方にすてきなこだわりがあるんですよ。そういう見えないところがあってこそ、ただ物を売っているわけじゃないからこそ、素敵なお店になりうるのだと思います。」
深い・・・深いです(ちゃんと石黒さんのおっしゃることを理解できたか、少し疑問ですが)。タイムスの広告で書こうとしてスケールが大きすぎたのかなかなかまとまらず、結局書けなかった事の的確かつ端的な答えが分かった気がしたのですが、あと一歩だ私の思考回路よ。
それと、石黒さんご夫婦はお店や人とのつながりを大切にしていらっしゃって、いかにそのつながりが素晴らしいものかっていうのを理解してらっしゃる。
(奥さん)「大型マーケットが出来たから小さなお店がつぶれるとか、お客さんを奪い合うとかそういうのは考えられないです。同じ業種でもみんな全く違いますもんね。まず人が違うんですから。良いお店はぜひ沢山の方に紹介したいし、また他のお店もうちを紹介してくださることもあります。ある、他店との競争が激しい業界のお客さんは、この関係性に驚かれていました。」
なるほどー。自営業のお店って、その人自身なんですね。人それぞれ性格やセンスが違うし、もちろんそれはお店に現れる。そうやって全く違う味のお店が生まれ、だけど素敵なお店に共通していることは自分の大好きな事を愛を持ってやっているということ。愛のある素敵なお店は他の愛のある素敵なお店に惹かれ、つながりが生まれる。
(だんなさん)「素晴らしい人やお店がつながって輪になると、また新たな素晴らしいものが生まれるんです。」
素敵ですねー。人と人とのつながりはすてきですね。
嬉しいお言葉も頂いちゃいました。
(だんなさん)「宮崎農機さんはその新たなものを生み出す企画をしてくださる。」
なんてありがたい・・・
いや、専ら社長が企画をするので私はあんまり関係ないのですが・・・社長に伝えたら大喜びでした。跳ねてました。(当店の「社長」の呼び方は「しゃっちょ」か、大きな声で呼ぶときは「しゃっちょー」です。関係ないですが・・・)
ふゆのひさんに出会って人の生き方や考え方自体が「お店」っつう作品になるなんだなぁと感動を覚えました。タイムスの広告でふゆのひさんの素晴らしさを表現するには、石黒さんご夫婦の生き方考え方をもっと知らなければいけないって事に気づけずにいたなぁ・・・。
石黒さんご夫婦の素晴らしい考え方やライフスタイルがあって、それが静かに「ふゆのひ」として現れています。それが主張されずこっそりとお料理や空間の隅々に隠されていて、それが魅力な反面もっと皆さんに奥の方まで知ってもらいたくてもどかしくもあり、それを新聞に書きたかったのです。
なのでこの場で新聞の広告に書けなかった、私が感じたふゆのひさんの魅力を書かせていただきいます!
①石黒さんはすごくナチュラルに自給自足な生活をされています(家電品は使わない!とかじゃなく、ほんとナチュラルに)。「ふゆのひ」を始めたのも農業生活を成立させるための収入を確保するためだったそうで、だったら奥さんが好きなカフェで、自家栽培野菜のお料理を出しちゃおうと。お店を始められた動機がすてきですねー。好きなことをするために好きなことをしてるというか。
②ふゆのひさんのお料理は、そこの土で育った野菜の味、カタチ、大きさを受け入れ、「ありがとう」と感謝と敬意を込めてお料理し、味わえるごはんなのです。人間本位じゃないんです。一般に言う良い野菜にものすごく執着してるわけじゃなく。それとふゆのひさんに行くと必ず他のお店のチラシや情報を頂きます。
人間は、自分たちは所詮自然の小さな一部であること、それを自覚し感謝しながら生きていくことがどんなに素敵かを知っておられます。野菜からも色んな方々からも、私たちは結局それらに支えられて生かされている。その事にありがとうと言うことをふゆのひさんはひっそり表現されています。
ふゆのひさんが静かな森の中のように感じるのは、「自分たちは所詮自然の小さな一部であること」を表現しているからなのでしょう。
色んなお店のパンフレットをわんさか頂き、少しだけ陽射しが和らいだ田んぼ道をまた帰ってゆきました。(途中バローでちょっとディスプレイの買い物をしました)
ちなみに6月のタイムスの広告はこちら↓
http://miyazakinoukiguten.com/img/0906times.jpg
らん
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M2 Planning — 2009 年 7 月 2 日 @ 2:14 PM
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