のだめー

Posted by らん on 2009 年 8 月 31 日 under ダイアリー | コメントをどうぞ

昨日、そら屋さんの帰り道に無性に本屋に寄りたくなって、「この只ならぬウキウキは何か良い本が私を呼んでいるからに違いない!」と勇んで寄ったところ、待ちに待っていたのだめカンタービレ22巻を発見!やった!!(のだめカンタービレについてはこちら

いやぁ22巻すごかったですよー。鳥肌総立ちで大変でした。のだめかっこいい!そして二ノ宮智子さんすごい。あんな壮大で緻密な素晴らしいストーリーを考えられるってすごい。それぞれの登場人物の人生が複雑に、巧妙に絡み合って物語を作っていく…。まるで本当に起こっていることみたいに。すごいなあ~。リアリティーに富んでて爽やかで、小ネタが効いてて面白い。そして音楽に関しても専門家が注目するくらい本格的。こりゃあもうすごい漫画ですよ。今まで読んだ中で一、二を争ってますよ。あ、でも他に一、二を争ってるやつ7冊くらいあるな…。

…日本の漫画っつうのはすごいなぁ~ははは。

一連のストーリーとすんごい個人的な感動を長~く書こうと思います。以下大分ネタバレになってしまいますのでご注意を。つまんね、と思ったら読まないでよいのですよ!

21巻

21巻で千秋先輩とruiが、のだめの夢「千秋先輩の指揮でピアノコンチェルト」を、のだめが描いていた以上の演奏で実現してしまいます。千秋の方も、ruiとやりたい演奏がのだめの向かう方向の演奏と同じ事に少なからずショックを受けましたが、千秋常任のマルレオーケストラのコンマスに「ペーペーのクセに、出し惜しみするな」と叱咤され考えを改めました。「のだめは今までだって俺の想像の範疇を遥かに超えてきたのだから。また良い刺激になるはず。」と。ですがのだめは千秋とruiの演奏を聴き、「音楽に正面から向き合ってきたのに、のだめじゃなくてもいくらでも代わりはいる。だったらもうこんなにがんばる意味なんてない…。」と、絶望してしまいます。音楽から逃げたい一心で突然千秋先輩にプロポーズをしてみましたが、千秋先輩はのだめが音楽から逃げるための口実だととっさに見抜き「ここまで来てそりゃないだろう、のだめ!なんのために今まで…」と、冗談だと思ったふりしてスルー。オペラの指揮をするヴィエラ先生のいるイタリアへと発ちます。今までに無く苦悩するのだめに成す術のないに自分に「最悪だ!」と悶々とする千秋。そして意気消沈するのだめ。

そんなのだめのところへ、ミルヒーこと指揮者のシュトレーゼマンが(のだめのいるアパルトマンから引っ越した事を知らず、千秋をキャバクラへ誘おうと思って)やってきます。落ち込むのだめを見つけ、いつもの調子で「泣きたかったら私の胸で泣きなサーイ!」と叫んでみたら、予想だにしなかったのだめの涙。そしてシュトレーゼマンに胸のうちを明かします。すると「のだめちゃんのピアノ、聴かせてよ。」とシュトレーゼマン。「ここでお別れか、それとも――」と、冷酷にのだめの実力を試そうとしているのです。

のだめの演奏に静かに興奮し、「正面から向き合うとどんなふうに楽しいか、知りたくない?千秋の事なんか忘れて、僕と一緒に行きますか?」とシュトレーゼマンが悪魔メフィストフェレスよろしく差し伸べる手を、忘我の表情でとるファウストのだめ。ファウストの歌詞が現れ、背景は暗く、シュトレーゼマンの足元に魔方陣が描かれます(こことてもザワザワしてかっこよかった…さすがだ二ノ宮さん・・・。とうとうやってきた、のだめ出世の瞬間。まさに今、この漫画の山へ向かおうとするこの瞬間を、見事な演出で描き上げている!)。そして場面はオペラの練習風景へ。歌手がファウストを歌っている最中だったのです(このシンクロも素敵!)。

「あなたが言い張れば大抵のことは出来るけど…なんでこんな小娘と!」と反対するマネージャー、エリーゼを押し切ってシュトレーゼマンは急遽、ロンドン公演のプログラムを変更してのだめとコンチェルトをやることに。「見たいんだよ早く…。かわいい娘の晴れ姿。美しい音が聴こえるうちに…」とこぼすシュトレーゼマン。前にも聴力が弱ってる伏線はありましたが、切ないなぁ…。そんなさなか、コンセルヴァトワールののだめの担任、シャルル・オクレール先生はある思いを胸に、のだめに膨大な課題曲を与え続けた末ついにコンクールに出す決心をします。

22巻

誰にも何も知らせずに、一週間後のコンサートに向けて練習するのだめ。曲名は「ショパン ピアノ協奏曲 第一番 ホ短調」。ショパンがウィーンに発つ際、告別演奏会で弾いた曲です。留学当初は初見なんてボロボロだったのに、今ではエリーゼに「やるじゃないあの子」と言われるまでの成長っぷり。この曲に数々の思い出を込めたショパン。ピアノを弾きながら、のだめは千秋との思い出の数々を走馬灯のように思い起こすのでした。そしてオーケストラとの練習が開始されました。

突然のプログラム変更がなされてまで登場した中学生のような全く無名のピアニストに戸惑う団員達でしたが、合奏が始まりのだめの音を聴いてすぐにその才能に気づき、驚きます。そして、巨匠シュトレーゼマンに遠慮なく注文するのだめ。「あの子…コンチェルトの経験ないって言ってたのに、ずいぶんやってくれるじゃない。」「はい。技術もすごいし個性も強いけど・・・ちゃんとオケの音を聴けてるし、分かってる。」ずっと千秋の振るオーケストラを聴いてきたのだめは、既に演奏の方法を知っていたのです。

のだめ本人に書かせたプロフィールに詐称がないか確認するため千秋に連絡を取るエリーゼ(実際物凄いウソだらけの別人のようなプロフィールでした)。ここで千秋は初めてのだめの状況を知ります。ロンドンのコンサートに向けてイタリアを発つ千秋。コンサート当日、シュトレーゼマンの振るイギリスの一流オケの演奏を聴こうと、会場前には大勢の人込みが。人々の話題は専ら無名ピアノスト「のだめ」について。あの詐称しまくりプロフィールがそのまんま公にされているせいもあるのか、様々なウワサが飛び交います。

ついに始まったコンサート。埋め尽くされた広いホールで、オーケストラの演奏が終わると、轟音のような拍手喝さいが響きます。ホールを後にし、シュトレーゼマンはいよいよのだめを迎えに行きます。「のだめちゃん、行きましょう。最高に楽しい音楽の時間です――」

「シュトレーゼマンがいきなり連れてきたんだから、かなりの美人に違いない」という観客の期待をよそに、緊張すると口を尖がらせるクセのあるのだめは(それを隠すため?)物凄いずんぐりむくれた表情で現れます(さすがのだめ…というか二宮さん…。私達の想像を超える…。あとお辞儀する時の手の角度(90度)がまた良い!かわいい!)。演奏が始まり、まずはオーケストラの演奏から。「ピアノが登場するまでのこの長く壮大なオーケストラの提示部を聴くと、故郷を発とうとするショパンがこの曲に込めた気概を感じる」と、千秋のモノローグ。そのバックにはむくれた顔ののだめ…。彼女も、音楽の世界から旅立ってしまうのでしょうか・・・。

シュトレーゼマンの「口尖がらせ」合図を受け、のだめはあろう事かリハーサルとは全く違うテンポで、とんでもなく独創的な演奏を始めてしまいます。その演奏には団員、そしてシュトレーゼマンまでびっくり。

「これじゃまったく違う曲だ。でも……すごくいい・・・!」

団員、そして観客はすぐに魅了されてゆきます。以下、第一楽章の皆さんの台詞です!

(団員)「ピアニスティックなパッセージを即興的に、情感豊かに弾きあげる。」

(エリーゼ)「なに?今の“あんたならどーにかできんでしょ”的な態度。あの小娘!!うちの巨匠をつかまえて。ホントどーすんのよ!?その異色のショパン!」

(千秋)「やっぱりここに来てものだめはのだめだ。飛んだりはねたり。それでも前みたいにハチャメチャじゃない。ちゃんと破綻しないように分かってやってる。そして、一音一音の美しさ、こいつの音楽の強さが、あっという間に人を引き込んでいく。」

演奏は第二楽章へ突入。のだめの奏でる美しくも切ない旋律に、中には涙する人も。

(千秋)「“のだめちゃんはあなたの天使なのよ”母さんはああ言ってたけど、本当はあいつをこの舞台に連れてくるために、神様がオレを日本に押し止めていたんじゃないか―――!?…天使はオレか」

のだめの実力を目の当たりにし、自らを「踏み台」と認識してしまうまでに圧倒される千秋。

そして第三楽章へ。以下、団員のモノローグ。(不特定多数)

「さすが巨匠」

「あの波乱の第一楽章からずっと顔色一つ変えず」

「彼女に寄り添い、我々を導いていく…」

「しかし」

「それにしても……」

のだめの弾く華やかなロンドに、うっとり頬を赤らめる団員達…。

「すごい」

「技術的なことだけじゃなくて・・・・・・」

「彼女の・・・・・・」

『この音楽を共にしっかり作り上げたい!!』

そして終わりを迎える演奏。一瞬の空白の後、観客は立ち上がり、割れんばかりの拍手と大歓声が轟きます。のだめは衝撃的なデビューを果たしたのでした。今まで経験したことのない大喝采に、のだめはステージ裏にて軽く飛び跳ねます。

一方、楽屋でつぶれるシュトレーゼマン。

「づがれだ~~~。ヒ…ィィ 死ぬかと思ったぁー。ひどいよォのだめちゃん…この歳でこんな目にあわされるなんて…生きてて良かった…」

コンサート終了後、のだめの楽屋前には行列が。千秋は遠慮するもオリバー(エリーゼの部下、シュトレーゼマンの用心棒)に連れられ人込みを掻き分け一番乗りでのだめに会いに来ますが、のだめはドアを隔ててオリバーに「会いたくない」と伝えます。「明日からオペラの舞台稽古始まるから」と帰り際の千秋にオリバーは「彼女凄い子だから・・・・・・これから凄いことになるかもしれないよ」と告げ、千秋は頷きながらも、「もう元には戻れない気がする。なにもかも―――」と感じてしまうのです。

翌日、イギリスの新聞では、一面に「連れてこられた絶滅危惧種 メグミ・ノダ」という題でのだめの演奏を高く評価し、またある新聞では「ショパンかもしれないが、ショパンの表現ではない」との酷評。いづれにせよ、のだめの演奏は大きな話題を呼びました。テレビ、ネットでもコンサートの様子が放送され、皆画面越しに魅了されてゆきます。何も知らされていなかったのだめのパリや日本の友人達も驚きます(ただ九州の実家だけはサスペンスを見ていた・・・)。

シュトレーゼマンの事務所ではのだめについての問い合わせの電話が鳴り響き、エリーゼはのだめをどう使おうかとあれこれ策を練り盛り上がりますが、一方のだめは燃え尽き、抜け殻状態に・・・。そんなのだめの手をとり、エリーゼは勝手に契約書にサインを。しかしのだめは「あんなのもう…弾けないデス」と吐きます。千秋の電話にも出ようとしません。そして財布とパスポートを持ち、こっそり飛び出してしまうのです。

そしてのだめは何故かエジプトのカイロにいました。「おやじ、いつもの」と、初めての店で酒をお代わりしおっさんのように酔っぱらうのだめ(おじさんに「お代わりっていいな…」といわれつつ)。「ツーリストだろ?最終的にはどこに行くつもりなの?」とのおじさんの問いに「先輩の所へ行くはずだったのに…違う人と言ってしまったんです…。」夢に描いていた最高の演奏を、シュトレーゼマンとやってしまったのです。

場面は変わり、シュトレーゼマンのいるホテルに。ちょうど彼がのだめを探しに部屋を飛び出た際、コンクールの審査員として同じホテルにやってきたシャルル・オクレール(のだめの担任)と20年ぶりにばったり鉢合わせます。「礼なんて」と自惚れるシュトレーゼマンにオクレールは静かに怒ります。

(オクレール先生)「まったく、なんてことをしてくれたんですか。あの子はあと少しで…本当のピアニストになれたかもしれないのに。」

(シュトレーゼマン)「本当の…って?」

(オクレール先生)「音楽と共に生きる覚悟を決めることです。なにがあっても。あの子は音楽は好きでも、基本的にこの業界が嫌いです。しかも彼と共演するという小さな目標のためだけにここまでやってきた。それでも少しずつ、本当の喜びや楽しさを多くの作曲家や曲の中から見出す事が出来るようになっていたのに…」

(シュトレーゼマン)「だから…っ私だって。日本からのだめちゃんを見てきて最近ののだめちゃんの成長を見た時、あなたが師匠だと知ってさすがだと思いました。だから後は私が舞台に乗せてあげればいいんじゃないかと…素敵な親心みたいなもので」

(オクレール先生)「なにが素敵ですか!!」

(シュトレーゼマン)「でもっ…公演は大成功でのだめちゃんだって最高のデビューを」

(オクレール先生)「でも恵(のだめの本名は野田恵)はいなくなったんでしょう!?悪魔のようなあなたが「親心」なんてもうろくしすぎじゃないですか!?いや、やっぱりあなたは悪魔だ。ひとりだけツヤツヤしちゃって。まったく…余計な事をしてくれて…」

(シュトレーゼマン)「シャルちゃん。僕は…どうしたらいいかな?」

(オクレール先生)「どうもしなくていいです。これが最後。あの子に自分で決めてもらいます。私はそれを待つだけです。」

エジプトのホテルにチェックインし、同室の中国系の女の子美華(ミファ)と買出しに出かけたのだめは、偶然のだめの熱烈なファンに出会います。美華に「すごいよー人をあんなふうに感動させられるなんて」と言われ、そこで「自分は最高の演奏をしたんだ」と認識し「そーですよ。のだめ、ちゃんとやったもん。ちゃんと正面から向き合ったもん。」と、確認するのだめ。しかし、次に出てきた言葉は「だからもういいでしょ。神様…」だったのです。

一方の千秋はイタリアで、エリーゼから「ブラジルのオケで振ってほしい」との連絡を受け、のだめが失踪した事も知ります。ヴィエラ先生のアシスタントであるにも関わらず、その後はいよいよ「死んでる」状態に。今まで音楽一本だった千秋は、初めて身を持ち崩しているのでした。ジャン(千秋のライバルの指揮者で、同じくヴィエラ先生の弟子でアシスタント)に「父親代わりとして相談に乗ってあげてくださいよ」と面白半分で持ちかけられるヴィエラ先生のもとへ、千秋とは犬猿の仲である実の父がやって来るのでした。

 

以上!!

あはははは 

なげぇぇェェ!

のだめの物語に浸りたいがあまり、すごい書いてしまいましたよー。最後まで読んでくれた方いらっしゃったらどうもありがとうございます。そしてのだめを読みたいと思ったら更にありがとうございます。詳しーく書いているようですが、実際漫画には文書のみでは味わえない小ネタやら諸々がありますから、というか漫画の全てを文章で表すっているのは至難の業だしブログだと私の意訳ありまくりだし、絶対漫画読んだ方が良いですよ。ええ。・・・講談社さんごめんなさい。

もーね、のだめの演奏シーンは激しく感動しましたね!かっこいいよのだめ!!すごい!!ああー私もあんなふうに誰かを激しく感動させてみたい。それはもう本質的な何かに迫る技術と表現力で。世界中に広がる何かを作り上げてみたい!!・・・その手段は何か分からないけど、そんな衝動に激しく駆られました。あと、吹奏楽かオーケストラやりたい!!クラリネットかなんかやりたい!!はーもうね、あの音と音とが混ざりあってうねる感じ。心臓に響く低音、ゆらめく木管、体を着き抜かれるような金管…の中に浸りたい!!私は中学校の吹奏楽部であんまり上手じゃないクラリネットを吹いたくらいだけど、宇宙の真理に迫るかのようなハーモニーの一部になってみたいーー!!

はー

そんな感じです。

そろそろクライマックスに突入してしまったので、最終回も近々かと…。

大好きな物語が終わってしまうというのは、世界が滅ぶのと同じくらい悲しいです。人類が滅亡した地球に一人残されたような寂しさ。最後のページを閉じたとたんに襲ってくる、あの所在のなさ…。でも早く23巻読みたい…。

 

らん

日本文理!

Posted by らん on 2009 年 8 月 24 日 under ダイアリー | コメントをどうぞ

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はぁ凄かった!

すごいよ日本文理!

感動した~!かっこよかったー!

と、もうこの際全くオリジナリティーのない感想を書いてしまいますよ!一体何人の人たちが上記の感想を口にしたことか!

あの極限まで追い詰められた状況の中、誰があんな展開を予想しただろう!

諦めないっつーのはすごいですね。すごかったなぁ。

鳥肌がスタンディングオペーションしました。

どうもありがとう日本文理!

 

らん

ネオテニー・ジャパンへ

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現在、長岡の新潟県立近代美術館で開催されているネオテニージャパン展(公式HP)へ、社長と美智子さんと私の3人で行ってきました。

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ちょっと上手に文章がまとまらないので、箇条書き風に書かせてもらいます。

◆ネオテニー展、大変疲れました…。見はじめたらお腹が急激に減りました。私が持ってないものに触れっぱなしで、それは巧な技術だったり、ユニークな発想だったり、素晴らしいセンスだったり、ともすると犯罪に向かってしまいそうな強烈で危ういエネルギーだったり。それら一つ一つを味わいたい、となるともうヘトヘトです。量自体が多いんですもの。すごいコレクションです。

◆正直、芸術の鑑賞の仕方ってよく分からないんですけども、というかそもそも鑑賞の仕方というのは習得するものなんですか?それとも心に直に触れハッとなる作品に出会いを待つものなんでしょうか。美術館を鑑賞する時はハッとなってじっと見つめたい作品と、難解だけど興味をそそられ作者の思いや作品の背景を深く知りたくなる作品と、全く興味のわかない作品と、が私の中であって、知りたいのは「難解だけど云々…」系作品の鑑賞の仕方なんですが、それらを味わって感動するにはどう思考を巡らせたら良いのでしょう。けどやっぱり一番魅了される作品は「ハッとなる」系ですね。絵の向こう側に行きたい衝動に駆られます。美術館ってやっぱりそういう「ハッとなる」系を待つものなんでしょうか。

◆とりあえず今回一番「心に直に触れハッとなった作品」は、チラシの表紙にも載っている↑の絵。奈良美智さんのCady Blue Night。触ったら赤ちゃんみたいにやわらかくてすべすべで温かそうな幼い女の子。でもそんな体に似合わず瞳はとげとげしく痛々しく、私の「抱っこしたい」という思いを断固拒否しているかのよう…(切ない…)。浅黒い光を含んだ黒い瞳と背景の滑らかな黒には、その体に似つかわないプライドやら孤独やら色んなものを予感させます。そんな危なっかしい彼女に私は更なる愛おしさと神聖さを感じずにはいられないのです!私は変態ではないです!青いキャンディーは地球をモチーフにしてるんでしょうか。よく分かりませんが、すごいかわいい。あめをくわえてる力の入ってない口とかすんごいかわいい。生で見たときの質感もとても良いです。なめらかで温かです。触れたらいいのになぁ。

◆美術館で、作品をいろんな人がじっと見つめる姿は改めてみると不思議です。それこそ芸術的な感じです。作品と一対一になって、その作品によって自分自身に起こる反応を自分自身に期待するという行為を、美術館に足を踏み入れた人たちが同じ空間で機械的に行うわけです。よくよく考えてみるとその光景ってすごくシュールですね。

◆ネオテニージャパン展、子どもの頃だったら絶対泣いてましたよ…。周りにも「こわい」って言ってる子どもたちが結構いたけど、あの恐ろしさは何なのでしょう。昔は私もよく怖がってた気がします。当時特に怖かったのはマネキンとかブロンズ像とか、人間の形をしたもので、「人間の形をしてるけど動かない」って事は死体と同じ意味を持っていて、それを感覚的に受け取ってたのかと。あとは3歳くらいに見た作品で、物凄い泣き喚いたため未だ覚えてるのが、直径20センチくらいの石に赤いペンキが血管のような模様で垂らしてあったやつ。幼い私はあれにも「死」を感じたのでしょうか。

◆今回のキーワード『ネオテニー』とは。「ネオテニー(neoteny)は、動物において、性的に完全に成熟した個体でありながら非生殖器官に未成熟な、つまり幼生や幼体の性質が残る現象のこと。幼形成熟、幼態成熟ともいう。」(wikipediaより)私はこの言葉自体に魅力を感じて止みません。なんかすごいエロティックで妖しくて危うくて美しいです。えっと、私は変態ではないです。

◆理性や常識でいつしか形作られた『大人』に『内なる子ども』が隠されてしまっていないアーティストという存在自体がそもそもネオテニーで、彼らは私達の原点である『内なる子ども』に従い、多大な成長の可能性を秘め、自由に遊び、制御されないエネルギーを込めて創作するのです。売店で立ち読みした「内なる子ども」という本にはこんな事が書いてありました。「私達は社会で生きるために『大人』になることを強いられるけれど、自分を生きるためには『内なる子ども』を忘れてはならない。彼らの泣き声、笑い声、わがままを愛し、共に遊び、生きていく。」と。すごい脚色してますが、大体そんなことが書いてありました。良い本です。

◆新潟県立近代美術館は良いところです。まずあのフロアーのソファが良い!!なんだあの究極にリラックスできるソファは!!あそこに行くたび寝てしまっている気がしますよ、ええ。特にあの背もたれ!計算しつくされた最高の角度なんですよ。座る部分の奥行もね、最高なんですよ。楽に体育座りができる長さなんです。いやーあれはうちにも欲しいなぁ。

◆帰りにリバーサイド千秋のバイキングに寄って食べすぎて気持ち悪くなってヴィレッジバンガードに寄ってマイケル特集コーナーに入り浸って帰りました。あと美智子さんの前世はきっと東南アジアの人だろうなと思いました(だって東南アジア系の服とか小物とかが似合いすぎる)。それと社長には着物と作務衣が一番似合うなと思いました。

 らん

すずしろ助産院さん 定例会

Posted by らん on 2009 年 8 月 21 日 under ダイアリー | コメントをどうぞ

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上越タイムスの8月のお店紹介広告で紹介させていただいた幸町のすずしろ助産院さんの定例会に、美智子さん、私(らん)、S子ちゃん、途中からはヨガの先生でお寺の奥さんのFさんで参加してきました。他には9月1日が予定日のお母さんと、女の子の赤ちゃんを連れたお母さんがいらっしゃいました。

この定例会、ロマンチックなことに、毎月新月の日に開催されるんです。それが今月は20日でした。因みに来月は19日(土)だそうです。(インターネットで「新月」と検索されるとそれなりその後もいつか分かります。)

おしゃべり、勉強会、お裁縫、料理教室など、お母さん達の要望に答えつつ赤ちゃんのためにお母さんがやってみたい事をする会です。「今はまだ小さな会だけど、新月が満月に育っていくように、この会も成長して行ければ。」と、助産師の高橋さん。

今回はおしゃべり中心で、まったりと時間を過ごさせてもらいました。すずしろさんに集まった皆さんはとっても自然体な方々で、家での料理教室で味わうのと同じ気持ちよさに満ちていました。その気持ちよさの正体はいまだ未確認なのですが…。

どんな話題も大変興味深く、共感したり驚いたり感動したり。その中から特に心に残ったお話を抜粋させていただきます!

●玄米を食べ続けていたら便秘になったという相談に対して、高橋さんと美智子さん

「一時、玄米が体にあってすごくおいしかったからといって、ずーっと食べ続ければ良いわけではない。体も環境も常に変化してる。そのうち美味しくないと感じたり体に不具合が出てきたりしたら無理に食べず、素直にやめて良い。また食べたい時に食べたら良い。」

「夏は陽性(体をあっためる)の玄米が美味しくなくて当然。夏は麦が旬だから、お素麺とかがおいしい。」

●赤ちゃんの時の予防接種は受けるべきかという質問に対して、高橋さんと美智子さん

「麻疹とかオタフクっていうのは、赤ちゃんがお母さんからもらった毒を外に出すためにやる病気。それを抑えてしてまったら、いつかまた別な病気が用意されている。予防接種で症状は半分には抑えられるけど、抑えられた分毒は出きってないワケだから。それに、予防接種をしても病気になることだってある。

「予防注射は赤ちゃんのためではなくて、大人に負担がかからないためのもの。もし子どもが病気になっても付きっ切りで看病できる覚悟がある人は受けなければ良いし、忙しくて看る事が難しい人は受けても良いと思う。」

●自然出産、病院出産に対して、高橋さんと美智子さん

「自然出産の方が良い事は良いんだけど、薬や先生達の処置を批判してはいけない。先生達にはそれが正義なんだし。薬だって、それがあって助かったお母さん達はたくさんいる。」

「病院での出産でも、ちゃんと要望を言えば答えてくれる。言ったもの勝ち!」

「自宅出産は、陣痛が始まった時のバタバタがなくて安心。ちゃんと自分の用意した部屋で生める安心感がある。」

「美智子さんの陣痛が始まって私が宮崎家へ呼ばれた時、眞さん寝てたものね。」

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お昼には夏野菜の重ね煮スープと人参の蒸し煮、Wさんが持ってきてくださった煮物を頂きました。どれもおいしかった!

お昼からFさん(社長の講演会を聞きにきてくださったんです)が加わり、2時まで更にのんびりお話して過ごしました。

最近宮崎家はある意味ベビーブームで、赤ちゃんがたくさん来てくれたりスタッフにお目出度があったり、そして今日の助産院さんでの定例会。なんだか赤ちゃんにまつわる事柄が多いんですよ。不思議です。

高橋さん、皆さん、どうもありがとうございました~。

◇定例会の詳細◇

日時:新月の日の10:00~13:30
持ち物:オニギリ、カップかお椀、おはし

※要予約。詳細についてはお電話ください。

 

らん

 

赤ちゃんと

Posted by らん on 2009 年 8 月 19 日 under ダイアリー | コメントをどうぞ

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先日、妙高からOさんが4人兄弟のうちの2番目以降ちゃんたちを連れてきてくださいました。末っ子は、まだ1歳のNちゃん。

先先日の九州からのごうくんに続いて、またもや嬉しい赤ちゃんのご来訪です。

お母さんは上越で色々用事を済まさなければならなかったのですが、Nちゃんは泣きもせずお留守番。

その間、みんなでNちゃんのお世話をしたのでした。

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泣くNちゃんをお店のおばちゃんが外へ散歩に連れ出してくれたり、ずーっと抱っこして寝かしてくれたり。やっぱり母になった人はすごいなぁと思いました。「お母さんの赤ちゃんへの愛情」がこっちにまで伝わってすんごい気持ちよくなって眠くなってしまいました。

抱っこしてたら寝てくれたのですがおばちゃんが布団へおろそうとしたら泣いて起きてしまい、おばちゃんもそろそろ仕事に戻らなければならず、たまたまそこにいた社長にバトンタッチ。

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Nちゃん、なんと社長に抱っこされ更に泣くかと思ったら、ピタっと泣き止んだのです!

社長は何故か赤ちゃんに好かれるようで、以前他の赤ちゃんでもこんな事がありました…。何者だ…。

でもほんと、赤ちゃんを抱っこしてる光景はいいですねー。人を選ばず。社長、うっとりしてます。

赤ちゃんがそこにいると、空間がやさーしくなります。愛と慈悲に満ちた感じの。いいなぁ。

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でもやっぱり本当のお母さんがいいんだね。(Oさんお帰りなさい!)

お母さんを見たNちゃん、すぐさま移動の体制に。

ようやく安息を得られたNちゃんでした。

Oさんとみんな、また遊びに来てね!!

 

らん